「猫との絆を深める!猫用キャットウォーク秘話」
「猫が喜ぶキャットウォークを作ってあげたい!」
そう思って、ある日DIYに目覚めた私。
「猫が勢いよく駆け上がれるような階段をつけたい!」
さらに、「かっこいい橋もつけたい!」
と、初心者のくせに随分と欲張ったキャットウォーク作りにいきなり挑戦しました。

完成後のキャットウォーク。手書き(落書き!?)の設計図、載せったかったのですが、ここで使うことになるとも知らず、捨ててました…。

最初の頃、猫たちは揺れる橋に一歩も近づかず、私の努力は水の泡と化しました。数日後、落ち込む飼い主を見かねて、チャコが橋の上で寝てくれるように…!橋の上で安心して寝ている姿を見た時は、感動しました(涙)
設計図はちゃんと書いたんです…!
まずは、設計図を作成。猫の体のサイズや年齢、運動能力、そして、設置する壁の広さなどを考慮して、素人なりに調べて、綿密な設計図を作りました。
…が、やっぱり素人設計図は甘かった…。
ステップの間隔が…!?
設計図を作って、いざ材料を買いに行くと、
「あれ?この板でいいのかな…。木材の種類によって重さも厚さも全然違う…???」
という事態に。
結局、何度もホームセンターと自宅を往復し、色々調べ直しながら買い出し。「パイン材に厚さ1.8cm…。」
特に苦労したのが、ステップの間隔でした。
「猫が登りやすいようにしないとね…。」
と、上下、横の間隔を計算して設定したのですが、実際に猫で試してみると、
「あれ?これ、猫には 間隔が狭すぎない…?この板いらないかも…。」
ということに気づき…。
結局、主に使用するのが、年齢が低く、活発で手足の長い品種であったため、ジャンプ力もあり勢いよく駆け上がるため、ステップの間隔は広め、高めにとることができ、余った板が出てしまいました。

この長ーい木材もホームセンターで職人さんが指定した長さにあっという間にカットしてくれる。しかし、この木材7本を車に積んで家の中まで運ぶのが危なかった…!軍手必須。

壁を傷つけずに設置できる2×4アジャスター・ラブリコ。プラスチックタイプもあるけど、アイアンで気持ちおしゃれに。電動ドリルさまさま✨️
奥行きも重要!
高い場所に設置するキャットウォークは、奥行きも重要です。
奥行きが狭すぎると、猫がバランスを崩して落下してしまう可能性があります。
「猫が安心して歩けるようにね。」
大型の猫種で30cm、小型の猫種で20cmの奥行きが必要とされています。我が家は30cmで作成しました…が、ここでまたもや問題
が発生。
当たり前なのですが、下部のほうに長い重い板、上部に軽い短い板を設置しないと、キャットウォークが猫の体重やジャンブ力がかかった
時に倒れてきます…!!!さらに、土台となる2×4材2本以上とつなげて設置しないと、土台がねじれてくるという事態に…!
試行錯誤の連続…!
ステップの間隔や奥行き、重力など、様々な問題が発生しましたが、その都度、試行錯誤を繰り返しました。
時には、作成途中のキャットウォークが倒れてくるということもありましたが…。
「失敗は成功のもと!」
と自分に言い聞かせ、なんとか形にしていきました。

階段作成中。ホームセンターのネジコーナーで種類が豊富すぎて何時間も使った挙げ句、ねじのサイズを間違えるトラブルも。

階段完成。嬉しくて撮影。

橋を作成中。穴をあけすぎるという事態に…。少ないよりいいか!
そして、ついに完成!
苦労の末、ついにキャットウォークが完成!
完成した時は、達成感でいっぱいでした。
そして、何より嬉しかったのは、猫がキャットウォークを気に入ってくれたこと!
勢いよく駆け上がったり、頂上でくつろいだり…。
猫の楽しそうな姿を見て、疲れも吹き飛びました。

作成途中にて、行き場を失うペペ。

ホームセンターで、通り抜け用の穴も直径20cmなど指定してあけられます。今では、ペペ毛が沢山付着したペペ愛用ハンモック。
最後に
キャットウォーク作りは、本当に大変でした。
でも、完成した時の達成感は格別でした。
そして、何より猫が喜んでくれたことが、本当に嬉しかったです。
この経験を通して、DIYの楽しさ、そして難しさを学びました。
そして、猫ともっと仲良くなれた気がします。
猫たちの笑顔を見ると、
「もっともっと、猫たちが喜ぶ空間を作ってあげたい!」
という気持ちが湧いてきます。
今後は、DIYで得た知識や経験を活かして、
猫たちと、そして猫を愛する人たちのお役に立てるよう、
様々な活動をしていきたいと思っています。
ゆくゆくは、キャットシッターの仕事にも繋げていけたら嬉しいな…
なんて、密かに考えています。
猫たちが安心して、そして楽しく過ごせる空間作りのために、
これからも頑張っていきたいと思います!
「ねこやすみ」旭川猫好きさん御用達ペットシッター